投資信託の平均取得単価が変わる場合は、以下の3つのケースが考えられます。
1.同銘柄を追加購入した場合
投資信託の平均取得単価は、申込手数料(税込)も含めた購入単価です。
追加購入した場合は、受渡金額(購入時の基準価額×購入口数+申込手数料(税込))の合計を総保有口数で割って計算されますので、追加購入時の基準価額により平均取得単価は変動します。
※2019年12月13日申込受付分より、投資信託の購入時の申込手数料は無料となりました。
2.分配金が再投資された場合
分配金再投資コースにおいては、分配金が支払われた場合、その金額で当該ファンドの買付が行われ、口数が再投資されます。それに伴い、平均取得単価が再計算され、修正されます。
3.元本払戻金(特別分配金)が支払われた場合
元本払戻金(特別分配金)は、収益からの分配ではなく、元本を切り崩して支払われた分配金です。
元本を切り崩しているため、元本払戻金の金額分、個別元本が減少し、それに伴って平均取得単価も修正されます。