貸借取引において、貸株残高が融資残高を超過して株不足が発生した場合、証券金融会社は、その不足株数を入札形式で証券会社または生損保等の機関投資家から調達しますが、その入札により決定された料率を品貸料(逆日歩)と呼びます。
品貸料がついた銘柄について、制度信用取引で、売建てをしている全てのお客様は当該金額を支払わなければならず、また買建てをしている全てのお客様は当該金額を受け取ることができます。
逆日歩は、新規建の受渡日から返済の受渡日の前日までの日数で計算します。(約定の日数では計算しません。)
したがって、日計りした場合は逆日歩はかかりません。
水曜日に新規建した場合、受渡日ベースで計算するため、金、土、日と3日分となります。
ご注意
品貸料(逆日歩)は翌営業日に発表されるため、取引時点で逆日歩は画面上に反映しておりませんのでご注意ください。