米国株信用取引の建玉に対する配当落調整金について教えてください。

マネックス証券

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  • 公開日時 : 2023/01/20 17:58
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米国株信用取引の建玉に対する配当落調整金について教えてください。

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回答

信用取引で権利付最終売買日をまたいで建玉を保有している場合、配当金支払時期に、配当金相当額の授受が行われます。 
 
これはあくまでも配当落ちによる株価下落の調整部分であり、本来の配当金ではないので、税法上、配当所得には区分されず、譲渡所得の計算に含まれます。
なお、配当落調整金は、配当金の所得税分が源泉徴収された後の金額が対象となります。

配当落調整金の支払い時期

現地支払日の概ね1~2週間前後に外国株取引口座へ反映します。

配当落調整金の授受

現地税引後の配当金額から15.315%の源泉徴収税額相当分を控除した後の金額(配当金×84.685%)が入金されます。

特定口座での扱い

特定口座での建玉における配当落調整金の授受は、特定口座内での譲渡所得の計算に含まれます。すでに返済が終了した建玉に対しても発生します。

ご注意

  • 米国株式信用取引における配当落調整額は、確定申告による外国税額控除制度の適用対象にはなりません。
  • 譲渡所得のため、配当控除の対象にはなりません。

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