パスキー認証(FIDO2認証、Passkeys)は、従来のパスワード認証に比べて、セキュリティ強度が飛躍的に向上した次世代の認証技術です。
この技術を利用することで、従来ログイン時に必要だったログインIDやパスワードの入力が不要になります。代わりに、スマートフォンやPCなどの端末に内蔵された生体情報(指紋認証や顔認証)やPINコードなど、端末固有のセキュリティ情報を使用して認証を行います。
これにより、パスワード漏えいやフィッシング詐欺のリスクが大幅に軽減され、アカウントへの不正アクセスに対する耐性が高まります。また、パスキー自体が多要素認証の役割を果たすため、ログイン時のワンタイムパスワード(追加認証)も不要となり、安全性と利便性を両立したスムーズなログインが可能になります。
パスキー認証の大きなメリットの1つとして、「クロスデバイス認証」があります。これは、パスキーを登録している端末(例:スマートフォン)を使って、別の端末(例:パソコン)でのログインを認証する機能です。
このクロスデバイス認証を行う際、端末間の安全な通信を確立するために、主に以下の通信規格が利用されます。
セキュリティを保ちつつ、利便性を高めるための仕組みとして、ご利用の際はBluetoothを有効に設定していただくようお願いいたします。
パスキー認証の詳細については下記WEBサイトをご確認ください。