引出不足請求は、委託保証金から現金の引出しが必要となる取引を行い、その受渡日に現金を引き出すための引出し余力がない場合に発生します。
解消するためには、期日までにご入金いただくか、建玉を決済いただく必要があります。
建玉の決済で解消を希望される場合は、「引出不足金 発生連絡」の画面内に必要決済金額の記載が無いため、ご自身での計算が必要になります。
お客様の口座状況により、必要決済金額が異なりますので以下の内容をご確認ください。
受入保証金が30万円未満で発生した場合
建玉の一部決済では解消せず、全決済が必要です。
決済の約定日の翌朝に解消となります。
受入保証金が30万円以上で発生した場合
必要保証金 総額 ÷ 建玉金額 × 100% = 必要維持率
(必要維持率 - 引出不足発生時の前日維持率 ※1)× 建玉金額 ÷ 必要維持率 = 必要決済金額
決済の約定日の翌朝に解消となります。
※1 入金が反映、もしくは建玉の決済が約定した場合、信用余力情報画面の前日維持率が変動します。そのため、計算する場合には、ご入金や決済注文前に前日維持率をご確認ください。
※レバレッジ銘柄(保証金率60%銘柄)や、増し担保規制中の銘柄をお持ちの場合は上記方法での算出はできません。
ご注意
- 引出不足請求発生日に当日扱いの入金をした場合、保証金余力が不足している状態ではご入金全額が解消に充てられない場合があります。
- 入金期日までに引出不足請求が解消しない場合は、入金期日の翌営業日以降に、当社の任意で代用証券または信用取引の建玉の一部もしくは全部を売却(決済)し、引出不足請求の解消を行います。