米国株式(現物)で株式配当が行われた際の取引履歴の見方を教えてください。

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  • No : 9065
  • 公開日時 : 2022/04/22 13:43
  • 更新日時 : 2022/10/31 12:36
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米国株式(現物)で株式配当が行われた際の取引履歴の見方を教えてください。

回答

当社では、米国株式(現物)の株式配当が発生した場合、お客様の保有株数に応じて割当てられた株式を、1株以上は株式として入庫し、1株未満は現金化のうえ、米ドルで外国株取引口座へ入金いたします。 外国株取引口座の取引履歴は処理の明細を3行に分けて表示しています。
 
【例】
SSSS(スロ・キャピタル):107株保有
権利落ち日:2021/11/16
1株当たりの株式配当:約0.036株 
 
権利確定日のSSSS保有株数が107株だったため、保有者はSSSS株を3.852株を受け取る権利がありました。そのため、1株以上の株式である3株の入庫と、1株未満となる0.852株の対価の現金の入金を行っております。
 
以下が具体的に取引履歴上で記載している内容です。
 
【履歴①の権利売】
株式配当により割当される新株SSSSの株数(3.852株)全てを金銭に換算した金額を入金(源泉徴収後の金額)
 
【履歴②の権利売】
株式として入庫する株式(付与株の1株以上の部分:3株)に相当する金銭を出金。
 
【履歴③の配当】
株式配当に対する源泉徴収。(円換算して課税対象額の計算を行ったあとに米ドルで徴収します。)
 
①と②の差額で残った金額が、1株未満の端数株(0.852株)分の端数株式処分代金です。
 
外国証券権利配当等案内書でも取引履歴と同じく、3行に分かれて記載されております。株式配当は、実際には株式の入庫と端数株式処分代金の入金の組み合わせですが、明細上ではいったん全額を金銭でお支払いし、その金銭で買付が可能な最大数の株式を買付け、その残りの金銭が端数株式処分代金となるよう表現されています。
また割当される新株が配当所得として源泉徴収の対象となる場合のスピンオフの際も同様の処理を行います。
 

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