両建てを行うことは可能です。
しかし、両建てには次のような特徴がありますので、お客様はこれをご理解・ご考慮の上、ご判断ください。当社からお勧めするものではありません。
当社では、両建てとなる建玉・未約定注文に関しては、通貨ペアごとに売り、買いそれぞれに必要な証拠金額を比較して大きい額をその通貨ペアに対する必要証拠金額とする「両建てMAX方式」を採用しております。
両建て時の必要証拠金額については、両建て時の証拠金計算ルールを必ずご確認ください。
発注の際に表示される「両建てになる可能性があります」との(警告の)サインですが、当社の場合、新規に買いまたは売りのポジションを持たれた後、そのポジションの反対売買の注文をする際は、決済の対象となるポジションを指定した上で、保有ポジションの決済を行う手順になっております。
つまり、「両建てになる可能性があります」とのお知らせをすることで、発注しようとしている注文が決済注文なのか、もしくは新規注文なのかを再度ご確認していただけるようになっております。このことは、売りと買いの両方のポジションを持ってはいけないと言う意味ではありませんが、支払のスワップポイントと受取のスワップポイントの差を負担するなどのデメリットがあり、両建てをお薦めしておりません。両建てをされる場合にはくれぐれもご注意下さい。