投資信託の個別元本が変わる場合は、以下の3つのケースが考えられます。
1.同銘柄を追加購入した場合
個別元本は、購入時の基準価額です。
追加購入した場合は、約定金額(購入時の基準価額×口数)の合計を総保有口数で割って計算されますので、追加購入時の基準価額により個別元本は変動します。
2.分配金が再投資された場合
分配金再投資コースにおいては、分配金が支払われた場合、その金額で当該ファンドを買い足します。
それに伴い、個別元本が再計算され、修正されます。
3.元本払戻金(特別分配金)が支払われた場合
元本払戻金(特別分配金)は、収益からの分配ではなく、元本を切り崩して支払われた分配金です。
元本を切り崩しているため、元本払戻金の金額分、個別元本が減額されます。